滋賀県
私にとっての滋賀は、人がどうというより、
とにかく琵琶湖に縁が深かったです。
大学の合宿は琵琶湖の国民宿舎のような所でした。
ドライブ、スキー(琵琶湖バレイ)、泳ぎに行ったりと、
とにかくよく行きました。
食べ物では、大学の後輩に薦められて食べたフナ寿司
ちょっと苦手でした(ごめんなさい!)
歴史と史跡めぐりが好きなのですが、
行きたい場所で行っていないのは、
大津の比叡山、三井寺、安土町の安土城址、彦根の彦根城・・・
延暦寺はぜひ行きたいところなんです。
良くもも悪くも、
信長との攻防など歴史舞台になったところですね。
滋賀県は親戚もいるし、親近感は強いです。
冬は大変寒いようで、道路が込むときは、
たいていよそ者がトロトロ車を走らせているケースのようです。
ブリジストンに勤めている叔父さんは、
足回りはバッチリで慣れたものだと、正月はいつもその話をします。
近江商人の投機や相場を禁じる堅実さは、
今なお確実に受け継がれます。
滋賀県人は金勘定が得意で、自らも運用方法を勉強するなど、
まさに商人気質が染み付いているのです。
しかも、近江商人のモットーは「三方よし」。
三方よしという考え方は、大好きですね。
「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」ということです。
商売をやっている方だけが儲かってはいけない、
買い手であるお客様に喜んで貰い、
お客様の利益に貢献しなければいけない。
しかし、それだけでもまだ不十分で、
社会に還元しなければいけないという考え方です。
目先の利益のみならず相手のことも考えて、
あえて薄利で商売するのも、「長期的に見てみれば得」
だということをきちんと心得ている証拠です。
他県出身者の認識以上に、
滋賀県人は自らのルーツに近江商人を感じ、
誇りをもっている人が多いように見受けられます。