県民性〜仕事感
勉強熱心で知識も豊富な山口県人は、大の議論好き。
仕事上でも、会議や商談で、何かと熱くなることもしばしば。
味方についていれば、これ以上頼れる人はいないけど、
敵に回せばこれほどやっかいなものはない。
また、突然頭角を現し、上のポストを狙ってくるのも山口県人。
彼らは、自ら勉強し、先輩の仕事っぷりをひそかに観察しては、
盗むべき技を盗んで自分のものにしてしまうくらい、
主体性を持って仕事ができます。
しかも、他人の手助けや、嫌がる仕事を進んで引き受けるので、
仲間からも好かれる存在なのです。
うかうかしていると先を越されてしまう可能性はあります。
やや理想主義に傾倒していることは否めない。
それが首相の輩出が多いわりには、財界人が少ないわけなのです。
自分の役割は、イヤな顔せず熱心に取り組むところに、
広島県人の誠実さがうかがえます。
しかも、東北人のような耐え忍ぶ仕事っぷりではなく、
職場仲間との楽しい人間関係をつくるのが得意で、
周囲からも好かれ、一緒に仕事をするのが楽しいタイプです。
自主的な勉強も重ね、社会的なマナーもきちんと心得ているので、
安心して仕事を任せられる存在です。
しかし、見栄っ張りな部分があるため、ピンチに陥った時、
自分はとっくにダメだと思っているにもかかわらず、
「大丈夫」と言ってみたりと、少し不安な面も。
しっかりと見守ってあげたいものです。
また、広島県人を相手に仕事をする時に気をつけたいことがあります。
それは、「金を払ってもらうまで信じるな」ということ。
商談がうまくいったからといって、安心できません。
後で冷静に考えてみて、「やっぱり結構です」
なんて断られることが十分ありうるのです。